石井十次没後110年記念会


「石井十次没後110年記念会」開催に当たっては、昨年、倉敷天城教会で石井十次ゆかりの「アンジェラスの鐘」が見つかったことが縁で繋がりができ、双方で会場・内容等相談した結果、十次の命日にあたる2024年1月30日に、「石井十次資料室・研修室」のある旧岡山市立大宮幼稚園で本会主催、倉敷天城教会共催で開催することになりました。
 当日は、倉敷・岡山教会をはじめ、社会福祉施設、行政、学校、公共施設などの代表者及岡山市立山南学園6年生児童3名と会員を含め53名の出席者のもとに開催することができました。
 
記念会は、厳粛かつ温かい雰囲気で進行しました。特に献花・アンジェラスの鐘では、出席者一人ひとりの名前が呼ばれ、山南学園の児童(6年生3名)から手渡されたサザンカの花を献花台に設けられた石井十次の肖像を前に十次の偉業を偲びながら献花しました。続いて倉敷天城教会所蔵のアンジェラスの鐘を鳴らし、世界の平和を願いました。
 このような会が本会主催で実施できたことは、平成30年7月の設立以来、地域内外の方のご理解・ご支援を頂きながら、十次の偉業に学び、広め、今に生かすための活動を積み重ねてきた結果であると考えます。皆様への感謝と共に、今後の更なる本会の発展に繋げていきたいと願っています。